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日経クロステックに「LiDARでもソフト定義、AEyeとContinentalが領域ごとに精度を変更可」の記事が掲載されました。

LiDARでもソフト定義、AEyeとContinentalが領域ごとに精度を変更可

LiDAR(レーザーレーダー)メーカーの米AEye(エーアイ)と1次サプライヤー(Tier1)のドイツContinental(コンチネンタル)は「第15回オートモーティブワールド」(2023年1月25~27日、東京ビッグサイト)に出展し、ソフトウエアでスキャン性能を柔軟に制御できるLiDAR「HRL131」のデモを国内で初披露した(図1)。


図1デモの様子
上方にAEyeとContinentalが共同開発したLiDARが設置され、リアルタイムで会場をセンシングしている(写真:日経クロステック)

HRL131は市街地や高速道路といったユースケースに合わせ、集中して検知すべき部分は高密度スキャンし、そうでない部分は疎にするなど、レーザー出力を最適化することで不必要な信号処理を減らす。
プロセッサーの負荷が軽くなるなどのメリットをもたらす。
「自動車業界初のソフトウエア定義による長距離LiDAR」と両社はアピールする。

レーザー波長は1550nmで、自動車(反射率10%)であれば300m先、歩行者であれば200m程度先まで検出できるという。
反射率によっては500m以上測距することもできる。
基本設計はエーアイが担い、車載向け製品としての詰めはコンチネンタルが担った。画角は、広角設定で128°(水平)×28°(垂直)である(図2)。


図2HRL131
(写真:日経クロステック)

コンチネンタルによると、2024年までにこの製品の量産体制を整える計画という。